歩行分析のポイントを解説(新人理学療法士向け・簡単に考えよう)

歩行分析のポイントを解説(新人理学療法士向け・簡単に考えよう) 新人理学療法士 勉強
taro
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歩行分析はどこ見ればいいだろう、、
いっぱい見るところがあって絞り切れない

歩行分析って難しくて、どこみればいいんだろうってなると思います。
特に学生の時、新人の時はよく思ってました。

なるべく簡単に歩行分析を考えるために
自分が歩行分析する際に、見るべきポイントをまとめました。
歩行分析する前に動作が観察できていなければ意味がないので、、
歩行を観察する際に、
可能な限り見るポイントを絞って解説します。

ポイントは、

  • 歩行分析する前に姿勢分析しよう(立位姿勢)
  • まずは、障害側に着目
  • 改めて、体幹も含め全体をみよう
  • 歩行分析の際は、観察したことと今までの評価や姿勢分析と照らし合わせる

重要なことは、歩行を観察する時に、みるべきポイントを絞っておくことです。

歩行分析のポイントを解説

まずは、しっかり歩行を観察!!(マネできるレベルまで)
重要なことは、歩行観察する前にみるべきポイントを絞っておくことです。

いろいろな歩行分析の方法があると思いますが、
自分は、歩行を観察する際に情報量を絞ることで、頭が混乱しないようにしています。

姿勢分析で、ある程度見るところを絞り、
歩行観察する際に、障害側に着目することでさらに情報量を絞ります。

そうすることで、その部位だけでもしっかり見ることができます。
最初に、姿勢分析することで、
障害側に着目していても全体がある程度観察できていると思います。

その後、観察と姿勢分析、今までの評価を照らし合わせ、
歩行分析
を行います。

また、気になる点があれば、そこに着目し歩行を観察
繰り返すことで、歩行分析ができると思います。

歩行分析する前に姿勢分析!!

いきなり、歩行観察すると情報量多すぎてわけわからんことになるので、
姿勢分析で気になるポイントを絞っておくのが重要です。

姿勢分析に関して細かくは解説しませんが、
運動学上のランドマークを指標にして、各関節毎見てみてください
また、どちらのどのあたりに体重がかかってそうか確認してください

姿勢分析のやり方について参考までに

ここで予測できそうなら、歩いたらどうなりそうか考えてみてください!

障害側に着目

次は、障害側に着目します

股関節疾患なら股関節
膝関節疾患なら膝

といった風にみてください

特に遊脚よりも立脚に着目してください
大体の場合、立脚の問題が遊脚に影響することが多いです

次は全体をみよう(体幹など全身)

最後、余裕があれば全体を見てみましょう

体幹などもぼんやりみれればいいです

難しければ、気にしなくていいです

歩行分析は、歩行観察と今までの評価や姿勢分析と照らし合わせる

結局、歩行を観察するだけでは歩行を分析するのは、
難しくてさらに、治療するべきポイントを絞れるわけではありません

さきほど歩行観察したこととまずは姿勢分析を照らし合わせ
つじつまがあうかそれとも違うかを考えます。

つじつまが合わないことがあれば、評価も参考にし、
再度歩行観察、姿勢分析を行いましょう。

もちろん、知識などにより、歩行分析の質は変わってくると思うので、
勉強は必要かと思います。
有名ですが、自分はこの本を参考にしました。


観察による歩行分析

まとめ

今回は、なるべく簡単に歩行分析を行うために、
みるべきポイントを絞って解説しました。

重要なことは、歩行観察する際に、みるべきポイントを絞っておくことでした。

姿勢分析→歩行観察→患側の立脚をみる→全体をみる→歩行観察と評価を照らし合わせる

こういった順番でやっていけば、混乱せずに
歩行分析を行えると思います。

間違いなどありましたらコメントよろしくお願いします。

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